今年我が家の庭先には沢山のサガリバナが咲いてます。
今年は雨が多く湿度が高い日々が続いていたせいでしょうか、
川沿いや湿地帯に群生するサガリバナには住心地の良い環境だったのでしょう。
藤の花のように垂れ下がって咲くので、通称サワフジと呼ばれ香りが広範囲にまで広がり、
夕方から夜半にかけて香水を振りまいたかのような香りが庭全体に立ち込めます。
サガリバナは夕方から夜中にかけて花が開いて、朝には散ってしまいますが、何故だか花言葉は『幸運が訪れる』
めったに観る事が出来ないからでしょうか。
夜中にひっそりと咲くなんて、ちょっぴり悲しい気もしますが、
人の目に触れることは少なくても一生懸命咲いてる花びらの一枚一枚が
可憐で愛おしくなります。