元気なうちに親孝行を

80歳の義母と台湾へ行ってきました。

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義母は鉄道技術者の父と母のもと、
二人の兄、二人の妹、弟と6人の兄弟の長女として台湾で生まれました。

18歳の夏、太平洋戦争が激しさを増す中、戦後を迎え、沖縄へ戻って来たそうです。

一昨年には、いつも義母から聞く台湾の暮らしぶりや、思い出に共感し
「生まれた場所や学校があった場所を見てみましょうか?」
と話すと、義母はひとつ返事で
「あなたが一緒に行ってくれたら、是非行きたい」

彰化市で生まれた義母は
その後二水に移り、そこで小学校6年生まで育ち
二水国民小学校
彰化高女
嘉義女学校に通っていたようです。

台湾を離れて60年を経て、思い出も記憶の中で薄らぐ中、
生まれた家

通っていた学校などをめぐり街並みの変貌に驚きながらも
昔懐かしい、景色の中で嬉しさを隠せないようでした。
元気なうちにきてよかったなぁと思いました。

あれから2年
高雄国際マラソンへ参加するツアーにお誘いがあり、
走らなくていいというので

義母へ聞いてみると
またまた、義母は「高雄御は行ったことがないから行きたい」とひとつ返事。
やっぱり親孝行は元気なうちにと思い、すぐに申込みました。
第二のふる里への旅は、今回は団体旅行で若い人たちに囲まれて、
義母も楽しく過ごせました。

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ツアーの皆さん本当にお世話になりました。

皆さんの励ましのお陰で義母はますます
若返りました。
感謝。