8月1日~3日 岩手県盛岡市を訪れました。
NHK朝の連続ドラマ「どんとはれ」の主演を演じた比嘉愛美さんが
うるま市の出身だったことから始まった交流事業で生まれた「夏美の夢」は盛岡の米で泡盛を造らせて頂いています。
「薬膳味噌」は全国から選りすぐった、玄米、はと麦、黒胡麻、黒千石大豆、黄大豆、
沖縄の自然海塩でできているこだわった味噌ですが、これにも岩手の玄米とはと麦を使わせてもらっています。
先の東日本大震災から5カ月に入ろうとする8月の初め、お見舞いをかねまして「さんさまつり」に参加をしてきました。
東北の伝統行事である祭りの数々は、東北の人々にとって、情熱を発散しつつ、
新たなエネルギーをため込む祈りであり、希望であると思います。
さんさは伝統の踊りは特にすばらしいのですが、何より30年前にみんなで踊れる簡易型を造り、
パレードとして全体の祭りに持ってこられたという
盛岡市の皆様のご努力がすばらしいと思います。祭として、短い夏の間に多くの観光客に来て頂きたい想いが詰まっています。
3日間続くさんさのパレードは圧巻です。
各団体の踊りと華やかなお揃いの浴衣は、次々と参加される団体の個性になり、
長い冬を越してきた、夏の象徴でもあり、観客の目を楽しませてくれる風物詩です。
城下町の風情あふれる街で、たくさんの女性たちが元気よく、奥ゆかしく、品の良い踊り「さんさ」
村々の青年たちが、大きな太鼓を使い、たくましく勇壮に踊る「沖縄のエイサー」。
どちらも祭りの踊りは、見る者にも沢山のエネルギーをもらえ、元気にしてくれます。