霜月と言われるように、日本では雪の便りも聞かれる季節ですが、沖縄はまだまだ半袖。エアコンのお世話になる日もしばしばで、松藤を作っている金武町の伊芸では、今年2回目の稲刈りの季節を迎えています。
刈られた稲は束ねられて、写真のようにガードレールに干されています。
稲刈りをしていると田んぼの中から虫や蛙やネズミの様な小さな動物達が飛び出すのでしょうか。それをエサにしようとツバメやカラスたちが集まってきます。
中でも驚いたのがヤンバルクイナもどき。
松藤スタッフが勝手にそう呼んでいるだけで本当の名前はわからないのですが、聞いたところによるとクイナの仲間らしく、伊芸の集落の中を車で走っていたりするとちょいちょい見かけます。
形はちょうどヤンバルクイナのようで足が長く、大きいのや小さいのとサイズは色々。ウズラみたいなまだら模様で道を横断して畑から畑へと渡り歩いてご飯を食べているようです。
昨日の夕暮れ時、売店に松藤を買いに来て下さったお客様は札幌からのご家族連れで、北海道ではもう雪が降っているとのことでした。そんな北海道の風景と伊芸の風景を比べながら、「日本って長い!」と、改めて思った日でした。