こんにちは、お正月から仕事場に日置小盛男です。
お正月休みというのは、あっという間に過ぎ去ってゆきます。
休みというものは時間が感じられないようにできている…、むしろ、休みというべき時間なんてなかったのではないかと思われるほどです。
「だったら、最初から休みなんていらなくない?」と仕事一筋に頑張っている体でおりますが、本当は年末年始のいただきもの目当て(美味しいもの!)。お昼にもぐもぐ、頑張っています♪
いまは新年会シーズンですので、鏡開きでお使い頂くレンタル樽酒をご用意させて頂いております。
鏡開きは企業様の周年祭・記念イベント、結婚式などに欠かせないものですが、これは一人では開くことが出来ない鏡(上蓋)を協力して開く、信頼と結束の儀式です。
昔の鏡は円形でしたので、丸い上蓋を『鏡』と呼び、円満を祈願しました。
また鏡を割ることを『開く』と呼び、だんだん繁栄・繁盛していく末広がりとして縁起をかついで参りました。
このような儀式では、終わるという言葉も『お開き』という言葉に置き換えられます。
日本では古くから良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされる【言霊(ことだま)思想】を大切にしてきたのですね。
振る舞い酒の升も、福の到来にかけて福の字を上下逆さまにして置いておくそうですよ。
私たち泡盛酒蔵でも、黒麹菌という自然の生き物を慈しむようにして育てていくものですから、やはり言霊をとても大事にして、良いコトを導くように気をつけています。
お酒は古くは「キ」と呼ばれ、キに敬称を付けて呼んだのが御酒(みき)。
キは「勢(いきおい)」を意味したそうで、元気の象徴でした。
今年も一年、皆様が元気でご活躍いただけることを祈念いたしまして、スタッフブログからの挨拶とさせていただきます!