製造日誌

コツコツお掃除

 

崎山酒造廠は、
金武町伊芸の泡盛工場だけではなく、
うるま市山城にも
健康食品工場があるのはご存知でしょうか?
その山城工場に実は、
お泡盛を熟成させています…!

山城工場の泡盛の検尺(→検尺とは?)を
行い、いつもならそこで終わりなのですが…
今回は年の瀬、ちょうど交換時期でもあったため、
北風吹く中、一所懸命コレを交換してました!!

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写真では分かりづらいですかね?
何をしているかというと!
泡盛ステンレスタンクカバーの交換です。

カバーを綺麗にすることで、泡盛の品質維持になります。

「美味しい、美味しい泡盛になってよ~~~」
と願いつつ、カバー交換。

カバーの綺麗になった大きなステンレスタンクの泡盛たち。
喜んでくれてるといいな!!!

 

濾過

今回は、濾過についてブログを書いていきます。

以前のブログ 割水② に書きましたが、貯蔵期間を終えたお酒を割水する(お水を加えて、アルコール度数を調整する)とお酒に含まれる油性成分と反応し、↓下の写真のように白く濁ってしまいます。

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この余分な油性成分などを濾過すると、↓の写真のように、きれいに透き通ったお酒になるんです。

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濾過の工程で重要なのは、味と香りのバランスです。濾過をかけすぎると、淡麗でさっぱりした味わいに。それとは逆に、濾過がすくないと コク深くどっしりとした濃醇タイプの味わいになります。

 

割水②

先日書いたブログ 割水① の続き。。

前回は、崎山酒造廠では割水を行う際は こだわりの”お水”を使用しているってことを書きました。今回は、実際に割水を行うとどうなるか?って事を書いていきます。

↓下の写真は割水を行う前の写真です。

お酒が入ってるのかもわからなくらいクリアーですよね。

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それが、徐々にお水を加えて割水を行うと・・・

 

 

こんな感じになります!!

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高いアルコール度数(44%)のお酒に水を加えてアルコールを調整していくと、お酒が徐々に白く濁っていきます。そして最終的には、↑上の写真のように完全に白濁します。

それは、お酒に含まれる油性成分とお水が反応してるからなんです。

 

透明度が全然違いますよね!

 

 

 

割水①

貯蔵期間を終えると、次は割水を行っていきます。

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割水とは、貯蔵したお酒に水を加えて、アルコール度数を調整していくことです。

ここで重要なのは、アルコール度数だけでなく、味や香り、お酒全体のバランスも調整していきます。44度の泡盛を一般的な度数30度まで割水していくと、水がお酒全体の約30%も入るんですよ!だから割水を行う、”水”というのはとても重要で酒質にも影響してくるんです。

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そこで私達、崎山酒造廠では、割水を行う水は こだわりのお水をしようしてます。工場裏手の恩納岳から流れる山清水(そのお水は沖縄で珍しい軟水)を使用している為、まろやかでコクのあるやさしい味わいになるんです。