女将ブログ

味噌汁

昔ながらの日本の食事というと
ご飯とみそ汁、メインのおかずと漬物と和えものなどの一汁三菜を基本に考えて
ヘルシーで栄養バランスが良いものです。

今の私は仕事柄、外食が多いのですが、家でのんびり食べる素朴なごはんが好きです。

義母や母から受け継いできた家庭の味わいは、娘や息子に伝えるようにはしていますが、
汁ものには母の味が多くなってしまいます。
小さい頃から毎朝飲んでいた朝の味噌汁。
削りたての鰹だしたっぷりの味は朝の体に染みわたるおふくろの味のベストワンに輝く味。
味噌も母がずっと作っていたもので、米麹に麦が入っていて塩分は少なめだったせいか、
香ばしく旨味が深く色濃くて、アミノ酸たっぷりの味噌でした。

味噌汁の具は野菜がたっぷり入っていたり、豆腐やねぎだったり色々ですが、
母が毎日作ってくれた味噌汁は卵を落として半熟にしただけのシンプルなものでした。
この味は今でも大好きで、疲れたら飲みたくなる味噌汁です。
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半熟の卵に味噌汁の味がしみ込んでいて、本当に美味しい一杯です。
一方義母の味噌汁は忙しく働く私達の健康を考えた具沢山の味噌汁で深い愛情が詰まった一杯です。
崎山酒造廠が造る薬膳美ら味噌は、味噌が持つ歴史的な背景へ敬意と私が育った環境の中で培われてきた味噌に対する思いが詰まっています。

女将まかない食堂

今年もあっという間に一年が過ぎようとしています。

県外出張も多く、県内の営業活動に飛び待った一年でもありました。

多くの皆様に少しでも「崎山酒造廠」「松藤」「薬膳味噌」知って頂きましたら幸いです。

そんな私たちが酒蔵の造り手として、社員のみんなと真摯にモノづくりが出来ますのも

お客様のたくさんのご要望、喜ばれる(*^_^*)、言葉に支えられてのことです。

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私も一緒に頑張っている社員に少しでもお返しができたらと始めた

週一回だけの女将まかない食堂です。

ですから、この経費だって会社から頂いているわけではありません。

実家の母が作った野菜やお客様から頂くお漬物やお米や野菜を見て

その日のメニューは直前に決まります。

もちろん蔵特製の薬膳味噌や塩麹はふんだんに使い、

若い人が多い職場ですから、肉類や魚も多く登場します。

今年は出張などが多く、なかなか毎週というわけにはいかなかったけれど・・・

社員の笑顔に勇気づけられながら、頑張りがいのある食堂です。

みんな笑顔で食卓を囲む事は、お互いのコミュニケーション場として、

良いチームワークの原動力であると思います。

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久しぶりの女将ランチです。

毎日暑い日が続いていますね。

夏バテ防止にビタミンB1たっぷりの豚肉ですよね。

ビタミンB1は疲れを緩和してくれます。

お中元に頂いた「かんずり」を使って、丁度スタミナ料理とあいなりました。

かんずりは唐辛子を雪の中にさらし、これに糀、ゆず、、塩を加えて寒中に仕込むのでかんずりと言うそうです。

しかも、これを3年以上塩蔵し、麹の発酵が熟成し、辛さが中和してやさしい辛さに変わってくるのです。

沖縄では決して?作れないものですね。

前日に塩麹と玉ねぎのみじん切りで漬けておいた豚バラ肉を弱火でゆっくり焼くと、

豚肉の甘い香りがしてきます。ごはんにのせて胡麻をふってネギをのせると出来上がりです。

あらかじめ、塩をふっておいた「きゅうりと大根と」の水気を切って

かんずりと塩糀がピリッとおいしかったです。

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岡山県蔵敷市 平翠軒

珍しく岡山県への出張があったので、

前々からずっと行きたいと思っていた岡山県倉敷市にある「平翠軒」に行ってきました。

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観光客が訪れる場所、本町の静かな通りの中に、ひっそりと、そしてど~んとそこはありました。

小さな入り口からは想像も出来ないほど、店主森田さんが集められた商品が所狭しと、並べられています。

一歩づつ、手書きの商品説明を読みながら進んでいくと、自分が食べ物を販売している商店にいることを忘れさせます。

一枚一枚手書きのそれは愛情が込められていて、主張せずとも凛としています。

これとこれは酒の肴にとか、

これはパスタにかけるだけで絶品メニュー。

これでぜんざいを作るとおいしい、

これは夜中にオリンピックを見ながら食べてもヘルシーで旨いななど、

心の中で家族の団らんや家庭の空間を勝手に想像してしまいます。

美味しいものはどこにでもあるけれど、
体にやさしく、美味しいとなると、
なおさら、食の感性と共に五感に響いてきます。

倉敷という街並みと共に「平翠軒」の
ゆっくりと流れる時間の中で、
おいしいものを創造と共に満喫した時間でもありました。

最上のアイスミルクコーヒー

岩手県岩泉町、標高700メートル以上もある山の広大な敷地に「中堂牧場」はあります。

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ここの牛たちは、一年を通して、管理されることなく、自然のままにストレスなく暮らしています。

毎日山の斜面を駈けまわり、自生する野芝や木の葉を自由気ままに食べながら、のんびり暮らしているのです。

そんな健康な牛たちから絞られたミルクが送られてきました。

早速そのまま、いただくと、今まで飲んだことのないさわやかで旨みのあるミルクです。

社員たちにも飲んでもらいたくて、アイスミルクコーヒーにしました。

ミルクは苦手でという、社員もえぇー私ミルクは苦手なので、イイです。

本当に美味しいから、飲んでみての一言に、「びっくりするほど美味しい」とひとこと。

サラダのようなやさしいみるくの味でした。

母の味、味噌汁

日本の家庭料理はごはんとみそ汁、

メインのおかずと漬物と和えものなどの一汁三菜。

基本のこんだてを考え、栄養バランスが良いものです。

仕事柄、お付き合いは多く外食はつきものですが、なるべく家で作ったごはんをと思っています。

母から受け継いできた家庭の味と義母から教えてもらった味は、私のものになり娘に伝えるようにはしていますが、 

汁ものには母の味が多くなってしまいます。

ひとつには、小さい頃から毎朝飲んでいた朝の味噌汁、鰹だしの濃い味に、味噌がたっぷり入った濃いめの味噌汁。

味噌から家庭で作っていたもので、米麹に麦が入っていて塩分は少なめだったせいか、決して辛くはありません。

味噌のアミノ酸がたっぷり入った、香ばしい栄養たっぷりの味噌汁でした。

葉野菜がたっぷり入っていたり、豆腐やねぎだったり、味噌汁の具は色々でしたが、

鰹だしの濃い味噌汁に生卵を落としただけのシンプルな味噌汁だけれど、

疲れたら飲みたくなる味噌汁です。

半熟の卵に味噌汁の味がしみ込んでいて、本当に美味しい一杯です。

味噌汁の具が何もない時に試してみて下さいませ。

塩麹

塩麹で色々なお料理を作ってみますと、驚くほど美味しくなることにびっくりします。

まずは炊く前の米に、炊飯器に一合に大さじ軽く一杯ぐらい。

塩の旨みがご飯にしみ込んでふっくら炊けます。

又ご飯の持ちも良くなるので、お弁当には最適です。

熱々の塩おにぎりは誰もが驚くほどおいしいんです。

お味噌汁には小さなスプーン一杯でうまみが倍増。

お椀に豆腐とミツバと塩麹・・・かつおでとっただしをかけて。

豚肉に塩麹としょうがをつけて

魚に塩麹と片栗粉

野菜炒めに塩麹

いろいろ美味しさが広がって、塩麹の便利さに感謝したくなりますよ。

畑のしずく・・・・・美味しそう。

北海道イケメン団、安平町の皆さんからから頂いたお土産に

畑のしずくと畑のスイーツがありました。

安平町産の なたね油の一番搾り飲みを使用したサラダ油

菜の花のはちみつ100%の濃厚はちみつ は代表の小西克則さんがこだわり抜いた
太陽と畑の恵みがいっぱいのおいしさは格別でした。

透き通った黄色、菜の花が安平町の広い大地に絨毯のように広がっている景色
見てみたいものです。

北のなのはな会
連絡先 090-2810-1438   0145-25-291
北海道勇払郡安平町追分美園534番地

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パリ、前後しますが・・・・

1月20日 

日本からパリ行きでの機内食

地上5000メートルでの素敵な和食。

デザートに黒豆の塩大福までついて感動です。

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パリに着いてからの、初朝食です。
カフェオレと焼きたてのクロワッサンの香ばしくて、美味しかったこと。

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本日の社員食堂メニュー

12月も半ば近く、クリスマスデコレーションが色鮮やかに、
きらめいて心がウキウキしてきます。

本日の社員食堂は、実は頂きものの

アグー豚の燻製 

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友人のポール・ロりマーさんが、パーティーのために焼かれたものです。
量が多いからとおすそ分けで頂き、本日のランチに取り入れました。

合わせて、ラザニア とあっさりキャベツ炒めを作りました。

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気分はクリスマス・ディナーです。

岩手・盛岡の美味しいもの

岩手盛岡デーが行われた先日、美味しいものをたっぷり購入。

今回のおススメ トマトキムチ  一夜干しいわし 美味しい。ご飯がすすみます。

当日の一番はやはり、和牛のすき焼きでした。

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東急フードショー ②

みなさん こんにちは

二子玉川の東急フードショーへ行って来ました。
震災後で、東京の都会からは人の気配は遠のいているという情報も
なんのその、多くの人・ひと・人でした。

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薬膳味噌は本当に体にいいけれど
実際に美味しいということも知って頂きたい。

そんな思いだけが強く先行してしまった
プロモーションではありましたが、

期間中のある日の夕方でした。
展示してある薬膳味噌ができるまでをじーっと読んでくださって
説明書を時間を読んでくださっておられるお客様がいらっしゃいました。
お年は60歳くらいの方でした。

そして、私に向かってまっすぐに、しかも優しく話しかけてきて・・・

「こんなに手間ひまをかけて良く造ろうと思いましたね。」
「毎日の食事に使いますね」
「味噌汁がやっぱりいいですか」

訥々と話される会話。

薬膳味噌の美味しさばかりでなく、
私たちの造っている思いを伝えた瞬間に、
感動し、元気を頂いた日でもありました。