泡盛製造の朝一番の仕事は、
麹と水と酵母を仕込んだモロミの攪拌作業から入ります。
攪拌するため、タンクカバーを開けるのですが、
開けた直後のモロミの中にこんな状態(顔)の子がいました…!
泡がボコボコ!!
クリーミーな泡がポコポコと出て、まるでカフェラテの泡のようです。
このような特徴が出るのはすべてのモロミではなく、
黒糖酵母(赤松30度)の特性です!
今日も元気に発酵してくれてありがとう\(^o^)/!!
天然山清水が醸すまろみ、三日麹の深い旨さ
泡盛製造の朝一番の仕事は、
麹と水と酵母を仕込んだモロミの攪拌作業から入ります。
攪拌するため、タンクカバーを開けるのですが、
開けた直後のモロミの中にこんな状態(顔)の子がいました…!
泡がボコボコ!!
クリーミーな泡がポコポコと出て、まるでカフェラテの泡のようです。
このような特徴が出るのはすべてのモロミではなく、
黒糖酵母(赤松30度)の特性です!
今日も元気に発酵してくれてありがとう\(^o^)/!!
突然ですが問題です!
↑の写真、右も左もどちらも同じもろみだと思いますか?それとも違うもろみ?
正解は…違うもろみです!
仕込んだ日は同じで、仕込んだタンクが違います。
なので生まれた日は同じ子たち。
同じ日に仕込んであるので生長も一緒なのでは?
と思ったりするのですが、
よーーーく見ると、泡の違い(出る頻度・大きさ・数)や色の違いなどがあり、
タンク一つずつ様子(私は顔と呼んでいます)が違います。
それぞれの仕込みタンクの様子(顔)を見る攪拌前の作業は、
なんだか人と挨拶するときと同じような感覚になります。
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崎山酒造廠では、工場見学も行っています。
その際、仕込みタンクのもろみ達の顔も見てみて下さい。
見学無料です。お待ちしています。
仕込み中発酵しアルコールを作るのに重要な役割する、種モロミ。
最近は気温の変化も激しく管理するのに難しい季節になってきました。とてもデリケートな種モロミは外気で温度が左右される為、暖房やクーラーをつけたり、さらに気温の低いときは毛布もかけたりして調整していますよ!
まるで我が子のように…ですね(^^)
これでいつも美味しい泡盛ができるんです♪
麹と水と酵母の入ったもろみタンクは、
毎日顔(状態)が変わっていきます。
まず出麹直後↓
まだ麹が水分を吸っておらず、タンクの底に沈んでいる状態です。
それから何日かたつと…↓
麹が水を吸い、酵母が麹の糖分を食べ、アルコールと二酸化炭素をはきだす発酵という動きがとても活発な状態になります。
それからまた何日かたつと…↓
酵母が必要とする糖分が麹からなくなってきて、発酵が緩やかになります。
麹から糖分がなくなっていくのが分かるのは、麹自体を触ることでも分かります。
出麹時の麹は水分が飛んで原料米のように硬く水分がない状態なのですが、
もろみタンクで発酵が進むにつれ米麹一粒の中がスカスカに。
私はこの米の中を見たときに、
「私たちが育てた麹を酵母が食べてくれた!嬉しい!!」
という気持ちになります。
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崎山酒造廠では、酒蔵見学も行っております。
もちろん上記で紹介したモロミも見学することが出来ます。
写真では伝わらない音や動き、香りもあったりしますので、
是非崎山酒造廠まで遊びに来てみてください!