試留(しりゅう)とは!
泡盛のもろみの状態を知るために行う分析項目です。
これはもろみ中のアルコールを測定するもので
過程としては、
まずもろみの米の部分を取り除いた液体部分を準備し、
丸底フラスコに入れ試留機に仕掛けます。
下から熱で熱くして液体を沸騰させ、アルコール部分を気体にします。
その気体を冷却管(冷たい水をまわりに通した管)に通して気体を冷やします。
すると、気体は液体に変わり、下の受ける口(崎山酒造ではメスシリンダーです。)でアルコール部分の抽出ができました。
この抽出した液体を清酒メータでアルコール度数を測定!
これで度数が分かり、もろみの管理温度を下げるか?あげるか?などの判断をすることができます。
他にも、もろみの状態を知るために行う分析項目がもう少しあります。
それは次回書かせてもらいます!