小さな見学者?

先日、地元の小学生の子達が、社会科見学としてうちの工場に来てくれました!
その際製造部は、仕込みについて説明しました。

こんなに小さな子に「発酵」の意味を教えるにはどうしたらいいのだろう?
まだ理科という科目は習いたてで知らないことだろうなー
どう伝えることがいいのかな?

と、不安だらけだったのですが、

前仕込みとして酵母を増殖させておく作業でつくる「種もろみ」と、

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このホワイトボードを持って説明に挑みました…!

説明するとき、キラキラした目がこっちを見て説明を聞いてくれました。
そんな子達に、
「仕込みっていうのは、この大きな容器に水を入れて、さっき見た育った麹と、
この酵母っていうのをいれて、毎日混ぜてあげて育ててあげます。」
と、伝わるかな…?と不安になりながら説明すると、

「こんな大きいものでつくるの!?」

「(種もろみの香りを嗅いで)いいにおい!」「わ!お酒の匂い!(鼻つまむ)」「ビールの匂い!」

「(種もろみをみて)プクプクしてる!これコーラみたい!」
「(ホワイトボードと種もろみを見て)これが はっこう ?」

子供たちの反応、すごい!

直感で感じて、発酵をプクプクと表現!

何故発酵する時に、プクプク(二酸化炭素)が出るのか仕組みを知らなくてもいいんだ!
と気づかされました。

素敵な体験をさせてくれて、ありがとうございました。