製造日誌

小道具②

KIMG1213
これはただの棒…?

いえ、違います!
検尺棒(けんしゃくぼう)
という酒の量を測る道具です!

KIMG1215-1
近くで見るとこのように目盛りがついていて、
これで容器(ステンレス・甕)内のお酒の量を知ることが出来ます!

測り方については次回!

 

機器④

機器シリーズ第4弾は、 「分注器(ぶんちゅうき)」です!

KIMG1138

分注器というのは、字のごとく分けて注ぐ機器です。

この機器をいつ使用するかというと…
熱々の液体培地を試験管へ均等に入れる際に使用します!

分けて入れるだけなら計量カップなどでいいのでは?
と思うかもしれませんが、
この液体培地というのには、よく寒天が含まれています。
そのため冷えると固まり、せっかく計っても試験管に移す際にカップに残ってしまうことがあります。
しかし!分注器はこのように注射器のような構造をしており、

KIMG1148 (2)  KIMG1145 (2)
計った液体をすべて試験管に移すことが可能なのです!

この子には、斜面培地や細菌検査用の培地調製時に、
とてもお世話になっています。

ありがとう!分注器!

斜面培地②

 

先日斜面培地を作りました!
(斜面培地については、前回の「斜面培地①」を見てもらえると幸いです)

まず材料から。
量りとった培地の栄養3つと、
液体を固めるために寒天を三角容フラスコで混ぜます。
baiti10-1 KIMG1131 (2)-1

ただ混ぜるだけでは混ざりきらない子達なので
熱(お湯)で温めてキレイに混ぜます。
KIMG1133-1 →  KIMG1155-1
少しわかりづらいですが、キレイに混ざると液体が透明になります。

KIMG1162
この熱くなった液体を分注器というハイテク機器で
加熱滅菌を行った試験管に7mlずつ分注(分けて注入!)し、
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌します。

KIMG1187
滅菌した液体を冷めないうちに傾けて寝かせておきます。
この液体には寒天が入っているため、冷えると固まります。
固さは羊羹(ようかん)くらいです。

これで完成!
傾けた部分に酵母を住まわせ(→酵母の植菌)、生きてもらいます!

どうして斜め?かというと、
試験管を立てたままだと円柱上の上・直径1.5cmのスペースでしか生きられない!
狭い!狭すぎる!
ということで、
斜めにして居住スペースを広くして、酵母には踏ん張って過ごしてもらっています。
ごめんよ酵母!

 

 

斜面培地①

泡盛製造で必要不可欠な酵母。
その酵母は斜面培地と呼ばれるもので保存し使用しています。

斜面培地は、
いわば酵母だけのお部屋です。

KIMG1187   KIMG1190

この部屋には酵母が生きていくための栄養分が
下の乳白色の部分にあり、
それを食べながら酵母は生きてくれます。

この部分はどうやって作っているかというと…

こちらに関しては今度作る機会があるため、
その時に写真も交えて説明させていただきます。