蒸留を終えた泡盛は、貯蔵期間に入ります。
蒸留直後のお酒は、ガスが抜けてなく味も香りも荒々しい感じなのですが、貯蔵期間中に徐々にガスが抜けていき味も香りも安定していきます。
上↑の写真は、貯蔵期間中にお酒の状態をチェックしています。
天然山清水が醸すまろみ、三日麹の深い旨さ
蒸留を終えた泡盛は、貯蔵期間に入ります。
蒸留直後のお酒は、ガスが抜けてなく味も香りも荒々しい感じなのですが、貯蔵期間中に徐々にガスが抜けていき味も香りも安定していきます。
上↑の写真は、貯蔵期間中にお酒の状態をチェックしています。
かなり前の話なんですが・・・ 2014年6月1日のブログ に書いた、崎山酒造廠には二つの常圧蒸留機があります。って話のことです。
ブログの蒸留シリーズに色々書いたように、蒸留は酒質に香りや味わいの影響を与えるとても重要な工程です。例えば、蒸留機本体の形、容量、わたりの大きさ、長さ、そして吹き込み蒸気の量などなど。。
そこで崎山酒造廠では、二つの蒸留機を造りたい酒質によって使いわけているんです!
小さな蒸留機では、芳醇な香りで、濃厚で深みのある味わいを出すときに使用するのが蒸留機1号!
主に101酵母や特別なお酒(蒸留仕立てや原酒・・・)の時に使用しています。下↓
写真の左側、大きな蒸留機では、華やかな香り、風味良く、やわらかくやさしい味わいになります。主に赤の松藤(黒糖酵母仕込み)や、ちゅらひかり(吟香酵母仕込み)など特徴的な香りを出すときに使用するのが蒸留機2号! 下↓
従来の松藤と香りが特徴的な赤の松藤を飲み比べてみるのも楽しいですよ。
三角棚に敷いてその上に麹をのせます。ただの布ではなく特徴があって、厚手なのにしっかりしていて通気性がいいです!なので蒸れたりもしないんですよ~!
だいぶこの布使い込まれていて、破れたり、穴が開いたりするんですがそのたびにミシンや手で縫っては補修を繰り返しています…
でもまだまだ使えるしこれからも頑張ってもらうつもりです!
大丈夫だよな麹布君!!まだまだ一緒に頑張ろうな(^^)
先日のタンカン梅酒の調合の様子です!
今回の原料もタンカン独特の甘さがあっておいしく出来上がりましたよ(^^)
浸漬が終わるといよいよ「蒸し」にはいります!
余分な水分も切りながら時間とあとは目視で蒸していきますよ!
造りでは何でも目で見て確認するのが大切です(^-^)
しっかり洗米した後「浸漬」にはいります。米全体浸かるように水をはります。
始めに原料米の水分を測定し、米の水分量を見て浸漬時間を調整します。
今週金曜日から那覇の奥武山で行われている第38回沖縄の産業まつりもいよいよ今日が最終日です。
この産業まつりでしか買えない商品(既に完売の商品もあり)もありますので、是非、崎山酒造廠のブースに足を運んでくださいね!!
前回のブログの続き。。
どうして検尺棒の目盛りで酒の量がわかるか??ってことなんですが、
それは、実際のお酒をタンクに入れる前に、タンクの容量(ℓ)をあらかじめ測っているからなんです。
その方法は・・・
この流量計です。
これが便利で簡単に容量(ℓ)が測れるんですよ!
水やお酒が、この流量計を通過すると、通過した分だけの容量(ℓ)が表示されるんです。
それで甕やタンクへ一定の容量(ℓ)ずついれていき、その都度その都度、寸法を測っていくんです。その一つ一つの容量(ℓ)vs寸法(mm)をまとめて一つの表にすれば、検尺時にその容量がわかるのです。
簡単ではあるけれど、誤差を無しにしなければならないので、丁寧に正確さが必要な作業です。
今回 紹介する小道具は、検尺棒です。
あれれっ?確か、検尺棒って以前にも・・・って疑問に思う人もいるでしょうが。。
以前、紹介した検尺棒は、甕や小さなタンクに使用する実寸用タイプ。
で、今回紹介する検尺棒は、比較的大きなタンクに使用する空深用タイプ。
二つの違いは、また今度。。
只今沖縄は台風19号の中にいます…!
一昨日から風が強く、昨日も髪の毛がボサボサになるほど激しさが増して、
今日は強風と雨。
台風対策(外にあるものを中に。窓は鍵閉め。雨漏りしそうなところにはビニール!)
は、昨日で終わっていて、
今日は作業縮小…
泡盛の麹造りは台風が去ってから再開です。
今日の昼から最接近のようです!
工場耐えてくれ…!
みなさんも台風対策はしっかりして、
出来るだけ外に出ずに過ごしてくださいね!
先日に引き続き、今回もこの時期ならではの珍しい、おもしろいお酒を蒸留しました!!
その名も、
「蒸留仕立て44度~黒糖酵母~」!
んっ、前にも同じもの紹介してなかったっけ?って思うかもしれませんが・・・
先日紹介したのは「蒸留仕立て44度~101号」!
で、今回のが、「蒸留仕立て44度~黒糖酵母~」
この二つのお酒の一番大きな違いは、なんといっても、 酵母!
それだけ?って思うかもしれませんが、そこは、たかが酵母、されど酵母なんです!
この黒糖酵母の一番の特徴は、サトウキビ由来の華やかな香りとほんのり感じる甘さ!
この新酒も前回紹介したお酒同様、普段以上に手をかけながら丁寧に麹を育て、しっかりと味わい深いものに仕上げました。