しっかり洗米した後「浸漬」にはいります。米全体浸かるように水をはります。
始めに原料米の水分を測定し、米の水分量を見て浸漬時間を調整します。
天然山清水が醸すまろみ、三日麹の深い旨さ
しっかり洗米した後「浸漬」にはいります。米全体浸かるように水をはります。
始めに原料米の水分を測定し、米の水分量を見て浸漬時間を調整します。
今週金曜日から那覇の奥武山で行われている第38回沖縄の産業まつりもいよいよ今日が最終日です。
この産業まつりでしか買えない商品(既に完売の商品もあり)もありますので、是非、崎山酒造廠のブースに足を運んでくださいね!!
前回のブログの続き。。
どうして検尺棒の目盛りで酒の量がわかるか??ってことなんですが、
それは、実際のお酒をタンクに入れる前に、タンクの容量(ℓ)をあらかじめ測っているからなんです。
その方法は・・・
この流量計です。
これが便利で簡単に容量(ℓ)が測れるんですよ!
水やお酒が、この流量計を通過すると、通過した分だけの容量(ℓ)が表示されるんです。
それで甕やタンクへ一定の容量(ℓ)ずついれていき、その都度その都度、寸法を測っていくんです。その一つ一つの容量(ℓ)vs寸法(mm)をまとめて一つの表にすれば、検尺時にその容量がわかるのです。
簡単ではあるけれど、誤差を無しにしなければならないので、丁寧に正確さが必要な作業です。
今回 紹介する小道具は、検尺棒です。
あれれっ?確か、検尺棒って以前にも・・・って疑問に思う人もいるでしょうが。。
以前、紹介した検尺棒は、甕や小さなタンクに使用する実寸用タイプ。
で、今回紹介する検尺棒は、比較的大きなタンクに使用する空深用タイプ。
二つの違いは、また今度。。
只今沖縄は台風19号の中にいます…!
一昨日から風が強く、昨日も髪の毛がボサボサになるほど激しさが増して、
今日は強風と雨。
台風対策(外にあるものを中に。窓は鍵閉め。雨漏りしそうなところにはビニール!)
は、昨日で終わっていて、
今日は作業縮小…
泡盛の麹造りは台風が去ってから再開です。
今日の昼から最接近のようです!
工場耐えてくれ…!
みなさんも台風対策はしっかりして、
出来るだけ外に出ずに過ごしてくださいね!
先日に引き続き、今回もこの時期ならではの珍しい、おもしろいお酒を蒸留しました!!
その名も、
「蒸留仕立て44度~黒糖酵母~」!
んっ、前にも同じもの紹介してなかったっけ?って思うかもしれませんが・・・
先日紹介したのは「蒸留仕立て44度~101号」!
で、今回のが、「蒸留仕立て44度~黒糖酵母~」
この二つのお酒の一番大きな違いは、なんといっても、 酵母!
それだけ?って思うかもしれませんが、そこは、たかが酵母、されど酵母なんです!
この黒糖酵母の一番の特徴は、サトウキビ由来の華やかな香りとほんのり感じる甘さ!
この新酒も前回紹介したお酒同様、普段以上に手をかけながら丁寧に麹を育て、しっかりと味わい深いものに仕上げました。
今回の機器はこちら!
オートクレーブ!
カタカナではこれが何の機器なのか分かりづらいですよね…
日本語名では「高圧蒸気滅菌器」
と呼ばれており、
高圧の蒸気で殺菌より上の滅菌!を行うことが出来る機器です。
この機器は、
酵母を育てるとき(酵母の培養)に使用する培地を滅菌するためや、
クリーンベンチ内で使用する器具(シャーレやスポイトなど)
をあらかじめ滅菌しておくなど
洗剤で洗うよりもキレイに出来るとっても優秀な機器です!
どうしてここまでするかというと…
お酒を造るためには微生物(黒麹菌・酵母etc…)の力を借ります。
その子達だけが育ちやすい環境にするために、
何もいない状態にしてあげることが大事になってきます。
他の微生物がいると、育てたい子が負けてしまう可能性があるためです。
この機器はその土台を作ってくれる大事なものです。
オートクレーブさん素敵です…!
今日の天気は快晴!!
工場から見上げる空は、すっきりとした秋晴れ。
まさに洗濯日和!
↓の写真は、洗濯して干している麹布
ゆっくりと丁寧にこうじを育て出麹を終えた後、麹布を洗い天日干しにしているところです。
麹を常に良い状態に育てるには、三角棚の清掃はもちろん、麹布も清潔に保つ必要があるんですよ。
 
機器シリーズ第五弾は、
インキュベータ です!
日本語名を恒温槽(こうおんそう)という代物。
インキュベータの性能として、
恒温=温度が一定である=同じ温度の空間にしてくれる機器です。
これをどのような時に使用するかというと、
昼夜関係なく適温を一定で保ちたい時。
種モロミづくりの前準備として行う 酵母の培養 や、
前回紹介した 酵母の植え替え(植菌) の
際に使用します。
この子のお陰で酵母が順調に培養、育ってくれます!
ありがとう!インキュベータ!
蒸留後、検定作業(容量(ℓ)、アルコール度数(%)、温度(℃)を計測すること)を終えた泡盛は、これから貯蔵・熟成に入っていきます。
熟成・貯蔵に入る前に、写真のようにサンプルをとり、試飲をし味・香り・バランスをチェックしています。
蒸留直後の泡盛は、粗々しく味や香りのバランスが不安定な状態なので、けっして「美味しい」って感じるわけじゃないんです。。
ですが、できたてホヤホヤの泡盛を感じると、普段飲んでる泡盛の味の良さはもちろん、そこにいたるまでの時間の経過も感じることができると思いますよ。。
崎山酒造廠の工場見学では、そんな貴重な出来たばかりの泡盛も試飲できますよ。もちろん運転手以外の方だけですけど♪