
このたび平成26年度泡盛鑑評会の「古酒の部」で
「松藤6年古酒」が優秀賞および県知事賞をいただきました!
県知事賞は、優秀賞の酒造の中から今回5酒造が選ばれ、その中の一つとして
私たちの泡盛も選ばれたとても名誉ある賞です。
このような評価をして下さった皆さん、ありがとうございます。
この「松藤6年古酒」をつくるまでに
何度も試飲を行い、
あれでもないこれでもない!
あ、これも美味しい!でもこれも…!
と、鑑評会に提出するお酒を選ぶのがとても難しく、
いくつか候補があったのですが、提出するのが2つと決まっており、
厳選しなければいけなかったので、とても大変でした。
皆で選んだお酒が受賞したことをとてもうれしく思います!
6年古酒をつくるにあたって、
この時はこんな造りだったよね!
確かこんな麹で、蒸留したときはこんな味だったよね!
と、この子(6年古酒)のことを思い出して話をすることができたので
とても良い機会をいただいたな。と、製造一同感謝しています。
今まで以上に身を引き締めて泡盛製造に力をいれていきたいと思います。

泡盛のもろみが順調に成長しているか?を知るには、
見ること・聞くこと・嗅ぐことの他に
専用の機器を使用して知ることが出来ます。
機器を使用する分析方法として、
前回紹介したアルコール度数のほかに
「日本酒度」というものを調べる方法があります。
日本酒度というのは、
泡盛もろみ中の糖分の比重を測る項目です。
この日本酒度の数値(目盛り)は、
蒸留水の重さを0とします。
もろみ中にはお米の糖分があります。そのためもろみは水より重いです。
なぜ重くなるかというと、糖分は水より重いためです。
その糖分が多ければ多いほどマイナスの値になっていきます。
蒸留水より軽くなるには糖を少なくし、かつアルコール濃度を高めることで、
水より軽くなり、プラスの値がでてきます。
…と、文章だけでは分かりずらいので、
次回に日本酒度の測定方法となぜ糖分を測る必要があるのか?
を紹介させて頂きます。
浸漬が終わるといよいよ「蒸し」にはいります!
余分な水分も切りながら時間とあとは目視で蒸していきますよ!
造りでは何でも目で見て確認するのが大切です(^-^)

しっかり洗米した後「浸漬」にはいります。米全体浸かるように水をはります。
始めに原料米の水分を測定し、米の水分量を見て浸漬時間を調整します。

今週金曜日から那覇の奥武山で行われている第38回沖縄の産業まつりもいよいよ今日が最終日です。
この産業まつりでしか買えない商品(既に完売の商品もあり)もありますので、是非、崎山酒造廠のブースに足を運んでくださいね!!
前回のブログの続き。。
どうして検尺棒の目盛りで酒の量がわかるか??ってことなんですが、
それは、実際のお酒をタンクに入れる前に、タンクの容量(ℓ)をあらかじめ測っているからなんです。
その方法は・・・

この流量計です。
これが便利で簡単に容量(ℓ)が測れるんですよ!
水やお酒が、この流量計を通過すると、通過した分だけの容量(ℓ)が表示されるんです。
それで甕やタンクへ一定の容量(ℓ)ずついれていき、その都度その都度、寸法を測っていくんです。その一つ一つの容量(ℓ)vs寸法(mm)をまとめて一つの表にすれば、検尺時にその容量がわかるのです。
簡単ではあるけれど、誤差を無しにしなければならないので、丁寧に正確さが必要な作業です。
先日書いた検尺棒の実寸タイプと空深タイプの違い。
実寸タイプは、主に甕や小さなタンクに使用し、目盛りが 一番底が0mm それから上にいけばいくほど大きな数字になっていきます。

実寸タイプの測り方は、2014年9月17日のブログ 検尺に詳しく紹介されています。
それに対し、空深タイプは主に貯蔵用の大きなタンクに使用しています。
測り方は、実寸タイプとは逆に目盛りが、一番上が0mm それから↓にいけばいくほど数字が大きくなっていきます。 
どうして検尺棒の目盛りで酒の量がわかるかというと事前にタンク検定というタンクの容量(ℓ)を測る作業を行っているからなんです。その方法は、今度紹介しますね。
今回 紹介する小道具は、検尺棒です。
あれれっ?確か、検尺棒って以前にも・・・って疑問に思う人もいるでしょうが。。
以前、紹介した検尺棒は、甕や小さなタンクに使用する実寸用タイプ。

で、今回紹介する検尺棒は、比較的大きなタンクに使用する空深用タイプ。

二つの違いは、また今度。。

只今沖縄は台風19号の中にいます…!
一昨日から風が強く、昨日も髪の毛がボサボサになるほど激しさが増して、
今日は強風と雨。
台風対策(外にあるものを中に。窓は鍵閉め。雨漏りしそうなところにはビニール!)
は、昨日で終わっていて、
今日は作業縮小…
泡盛の麹造りは台風が去ってから再開です。
今日の昼から最接近のようです!
工場耐えてくれ…!
みなさんも台風対策はしっかりして、
出来るだけ外に出ずに過ごしてくださいね!
先日に引き続き、今回もこの時期ならではの珍しい、おもしろいお酒を蒸留しました!!
その名も、
「蒸留仕立て44度~黒糖酵母~」!

んっ、前にも同じもの紹介してなかったっけ?って思うかもしれませんが・・・
先日紹介したのは「蒸留仕立て44度~101号」!
で、今回のが、「蒸留仕立て44度~黒糖酵母~」
この二つのお酒の一番大きな違いは、なんといっても、 酵母!
それだけ?って思うかもしれませんが、そこは、たかが酵母、されど酵母なんです!
この黒糖酵母の一番の特徴は、サトウキビ由来の華やかな香りとほんのり感じる甘さ!
この新酒も前回紹介したお酒同様、普段以上に手をかけながら丁寧に麹を育て、しっかりと味わい深いものに仕上げました。

今回の機器はこちら!

オートクレーブ!
カタカナではこれが何の機器なのか分かりづらいですよね…
日本語名では「高圧蒸気滅菌器」
と呼ばれており、
高圧の蒸気で殺菌より上の滅菌!を行うことが出来る機器です。
この機器は、
酵母を育てるとき(酵母の培養)に使用する培地を滅菌するためや、
クリーンベンチ内で使用する器具(シャーレやスポイトなど)
をあらかじめ滅菌しておくなど
洗剤で洗うよりもキレイに出来るとっても優秀な機器です!
どうしてここまでするかというと…
お酒を造るためには微生物(黒麹菌・酵母etc…)の力を借ります。
その子達だけが育ちやすい環境にするために、
何もいない状態にしてあげることが大事になってきます。
他の微生物がいると、育てたい子が負けてしまう可能性があるためです。
この機器はその土台を作ってくれる大事なものです。
オートクレーブさん素敵です…!
今年もついにこの日がやって参りました!
一年に一度、産業まつり時期のみ購入できるという崎山酒造廠の隠れた銘酒。
その名は、
「蒸留仕立て44度~101号~」

呼んで字の如く、そのまんま!!名前の通り蒸留したばかり、できたてホヤホヤの新酒です。
この新酒は、蒸しに始まり、製麹、もろみ、そして蒸留と、従来の造り方と異なる方法をとってより丁寧に手間隙かけて造られているんですよ。
本日(9月29日)、そのお酒「蒸留仕立て44度~101号~」の蒸留日なのです!!
今年の新酒「蒸留仕立て44度~101号~」も、なかなか良い味に仕上がりましたよ!
